WELFARE FACILITY RENOVATION福祉施設リフォーム事業
国では消費税増収分を財源として活用し、医療・介護サービスの提供体制改革を推進するための新たな財政支援制度として、各都道府県に地域医療介護総合確保基金を設置され、平成26 年度から医療分を、平成27 年度から介護分として、「介護施設等の整備に関する事業」等への支援を行っています。
参考:厚生労働省「医療と介護の一体的な改革」
また、当該事業では、施設の整備及び開設時への支援だけでなく、特別養護老人ホーム(多床室)のプライバシー保護のための改修等による介護サービスの改善費用への支援も行っています。
家具やカーテンによって仕切り、個々のスペースとしている施設も多く見られます。
この状態では視覚的にもプライバシーが確保できているとは言えず、カーテンを閉めてしまうと空調や電灯と言ったものは共有のため、それらを十分に利用することができません。
木製のしっかりした間仕切りにより、個々のプライベートスペースを確保します。
また、間仕切りは床面、及び天井付近を空けることにより、空調や電灯を阻害しません。
個々のスペースにLEDのダウンライトを設置することで電気代の削減とともにスペースの明るさを確保します。
空調の拡張はコスト増のため、空気の循環を良くするハイブリッドファンを設置し、プライベートスペースを快適にします。
ハイブリッドファンは空調の風の力で回るため電気代などコストがかかりません。
特別養護老人ホームの多床室について、居住環境の質を向上させるために、プライバシー保護のための改修を行う費用を支援します。
※「地域医療介護総合確保基金における取組等について」
P5 3.介護施設等の整備に関する事業 より抜粋
個人の居住空間を明らかにして、他の入所者からの視線を遮断することを前提とします。
隣接する空間との境界に間仕切り、壁、扉等を設置することとし、家具やカーテンを購入し、
間仕切りとして代用することは認められません。
特別養護老人ホーム(多床室)のプライバシー保護
のための改修
岡山県 700千円(整備床数)
※岡山県地域医療介護総合確保基金事業費補助金(介護施設等整備分)実施要綱
P9 (4)既存の特別養護老人ホーム等のユニット化改修等支援事業<在宅・施設サービスの整備の加速化分を除く> より抜粋
明確に記載されていないため基金が無くなりしだい終了となる可能性があります。